ヘッケラー&コッホ G3 (Heckler & Koch G3)

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2010/01/08(金)
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H&K G3とは、ドイツの器メーカー、H&K社によって開発され、1964年から1996 年までドイツ連邦軍に制式採用されていた自動小。口径や仕様用途からバトルライフルにも分類される事がある。標準モデルの使用弾は7.62mm×51 NATO、装弾数は20発。性能や実績への評価は高く、世代の近いAK-47・M16・FALと合わせて、四大アサルトライフルと呼ばれることもある。なお、G3とは独語で「Gewehr 3(3号小)」を意味する。

ドイツの他、ポルトガル、ギリシャ、デンマーク、ノルウェー、トルコや中東・アフリカ諸国など40ヶ国以上で採用されている。また、ミャンマーやイランではライセンス生産が行なわれ、とくにミャンマーは「BAシリーズ」として国産化が成された。

開発背景

G3の原型は、第二次世界大戦末期にモーゼル社で開発されていたStG.45(M)(Sturmgewehr .45 Mause、モーゼル45年式突撃)である。ドイツはこのの完成を待たずして敗れたが、モーゼルの開発陣はスペイン政府の兵器研究機関セトメ(CETME)に渡り、ルドウィック・フォルグリムラーらが中心になり7.92×40弾を使用するライフル、セトメモデロA1を開発した。

しかし、独自の短小弾というコンセプトが受け入れられず、後に7.62×51の減薬弾を使用するセトメモデロA2を開発した。このライフルに目をつけたのがBGS(ドイツ連邦国境警備隊)で、当時G1として配備されていたFN FALの代わりにならないかと考えた。そこでドイツ連邦政府は、スペイン政府からライフルの開発・製造権を買い上げ、ハンドガードが無いなど実用面に課題があるセトメモデロAの発展型の開発を要求し、これに応えたのがH&K社だった。開発されたプロトタイプHK31は数々のテストに合格し、「G3」と命名され、制式採用された。このG3とMP5等のバリエーションの成功により、弱小メーカーであったH&K社は火器メーカーとして躍進を遂げることとなった。

特徴

作動メカニズムには、ローラーロッキングによるディレードブローバック方式を採用している。この機構は反動が少なく、連射による射撃でも高い命中精度を保つことができる。また、人間工学的にも優れたデザインのため、照準器のデザインの優秀さと相まって、練度の低い兵士でも短期間の訓練で目標に当てることができる。 G41、MP5/10、MP5/40を除いて、ホールドオープン機構は持たない。

アッパーレシーバーに特殊なブッシングを溶接し、それによって銃身を固定しているという構造上、銃身交換には専用の設備を要する。機関銃である HK21とHK23はMG42に近い銃身交換機構を持つ。薬室には薬莢の張り付きを防ぐための溝が刻まれているが、射撃により大量のカーボンがここに付着してしまい、清掃の必要がある。

後継小銃での作動方式転換

ドイツ軍では、G3の後継としてG36が採用されているが、こちらの作動機構はAK-47などと同じ標準的なガスピストン方式となっている。これはローラーロッキングという特殊な閉鎖機構の関係上、G3のボルトハンドルを引く為の力が他の自動小銃より大きく、一部のユーザーから不満が上がっていたことが一因だとされる。特に最初の数cmを引くときが最も硬い。G3の場合、梃子の原理を利用している為に負担はある程度軽減されるが、ボルトハンドルが小さいMP5では、拳銃弾であるためばねは弱いものの、梃子の原理が使えず直接手の力だけで動かす必要がある。上記の理由に加え、ローラーロッキングから転換した要因としては、ガスピストン式に比べて重量が嵩み、5.56mm弾のような小口径高速弾とは相性が悪い上、高品質な材料を必要とすることが上げられる。

バリエーション

G3で採用したローラーロッキング機構は、用途、口径によって多くのバリエーションを持つ。これらは、3つのウェポンシステムグループに分けられる。

* グループ1 7.62mm×51弾及び、9mm×19弾仕様
* グループ2 5.56mm×45弾仕様
* グループ3 7.62mm×39弾仕様

また、G3の機関部の設計をほぼそのまま流用して9mmパラベラム仕様として開発された短機関銃として「MP5」シリーズがある。G3譲りの高い命中精度により、短機関銃というカテゴリーの新たな可能性を切り開き、多くの軍隊や法執行機関で使用されている。

仕様

種別 自動小銃
口径 7.62mm
銃身長 450mm
使用弾薬 7.62mm NATO弾
装弾数 20発(箱形弾倉)
作動方式 ローラー・ロッキング
      ディレイド・ブローバック
全長 1026mm
重量 4410g
発射速度 600発/分
銃口初速 790m/秒

さらに詳しく → H&K G3  H&K MP5  グレネードランチャー
外部リンク → H&K USA公式



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