ヘッケラー&コッホ PSG1(Heckler & Koch PSG1)

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2010/01/06(水)
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H&K PSG-1 は、独ヘッケラー&コッホ社が対テロ特殊部隊向けに同社のG3(G3SG/1) をベースに開発した、セミオートマチックの狙撃である。なお、PSG-1とは独語で「Präzisionsschützengewehr-1(1号精密狙撃)」を意味する。

概要と特徴

開発の元となったのは1972年9月 5日に発生したミュンヘンオリンピック事件である。この事件ではボルトアクション方式の狙撃を使用していたことによる次弾装填の遅れなどの欠点により人質となった9 名のイスラエル選手全員及び警察官1名が死亡する惨事となってしまった。

この事件により西ドイツ政府は、器メーカー各社にセミオートの狙撃用ライフルの設計を依頼し、その結果、ヘッケラー&コッホ社のPSG- 1が採用された。また当時、ワルサー社がWA2000を開発したが、PSG-1と同じく7000ドルと高価だった為採用には至らなかった(PSG-1が採用され始めた理由は不明である)。

元々オートマチックライフルは、ボルトアクション方式のライフルに比べ、構造が複雑で、命中精度が低下するため、狙撃ライフルには不向きであった。しかし、PSG-1はG3の中から特に命中精度の高いものを選び、これを基に、熟練した器職人が手作業で制作することで、セミオートマチックでの高い命中精度を実現した。これにはG3がガスポートを持たないローラーロッキング・ディレードブローバックだったため、バレルのフルフロー化をしやすかったという理由もある。

ストックは繊維強化プラスチック(FRP)で出来ており、射手の体格にあわせて、パッドなどのサイズ調節が可能になっている。PSG-1は、ボルトアクション方式のライフルに比べて重量はあるが、複数の標的に対する対応が素早いという利点がある。

採用状況

現在ドイツGSG-9、イギリスSAS、韓国KNP-SWATなどの、各国の特殊部隊・特殊警察部隊に配備されている。また、日本警察の特殊部隊(SAT)及び海上保安庁特殊警備隊(SST)などに配備されていると言われている。国内で少数ではあるが民間で所持されている個体もある。値段は7,000ドルと高額な為、配備される部隊は限られているのが現状である。さらに整備に手間がかかり、有効射程距離が比較的短いこと等から、軍では一部の特殊部隊を除くと、ほとんど使用されていない、といわれている。トルコではMKE社がTUFAN-80としてライセンス生産している。

仕様

種別 セミオートマティックライフル
口径 7.62mm
身長 650mm
ライフリング 4条右回り
使用弾薬 7.62mm NATO弾
装弾数 5発もしくは20発(着脱式箱形マガジン)
作動方式 ローラーディレイドブローバック
全長 1208mm
重量 8100g
銃口初速 868m/秒

さらに詳しく → H&K PSG-1
外部リンク → H&K PSG-1のページ



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