北朝鮮軍事パレード

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2010/01/03(日)
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朝鮮人民軍(ちょうせんじんみんぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の軍隊。制度上は朝鮮労働党の指導を受けるとされるが、党の指導が形骸化しているという指摘がある(先軍政治を参照)。陸軍、海軍、空軍などから編成される。

概要

有事の際には韓国領内に電撃的侵攻を行い、主な攻略目標として韓国の首都であるソウルを早期に制圧することで韓国側の戦争遂行能力に打撃を与えることを基本戦略とする。劣勢な装備を膨大な動員力でカバーし飽和攻撃で前進する戦術と見られるため、兵力の多くは前方配置されているが、武器弾薬の補充(兵站)が困難な状況から継戦能力はあまりない。朝鮮人民軍の兵力は世界有数の規模だが、通常戦装備に着目すると旧式装備が大半を占め、その上燃料不足の為訓練も十分でなく、制空権・制海権の獲得は絶望的と指摘される。

一方で、北朝鮮が(公表された数字では年間3000億前後だが実質は)年間6000億円の軍事予算のうち4000億円近くを核・ミサイル開発に費やしていることや北朝鮮要人の「民族統一のためには核戦争すら辞さず」との発言から、「北朝鮮は端から韓国機甲戦力を核で破砕する気であり、核を撃ち合うなら集中した機甲より散開した大兵力の歩兵が適正な選択。韓国の第三世代戦車も核で溶けないわけではない」「北朝鮮の核実験により半島の軍事バランスは一気に北に傾いた」という見解も(韓国・日本親米保守派を中心に)多い。

北朝鮮は外国人に対する監視が極めて厳しく、情報の収集は困難であるために、食糧難、燃料難の情報は漏れでてくるが、規模・深刻度についての観測はソースにより様々であり、情報が錯綜しているのが現状である。朝鮮人民軍は、大量破壊兵器・弾道ミサイルの開発と特殊部隊の育成に傾注しており、特殊部隊兵力は世界最大規模である。一方現段階では弾道ミサイルへの核弾頭搭載については見解が分かれている。最大評価では米研究機関ISISの「東京に届くノドンに搭載可能な粗悪核弾頭3発と核爆弾7発保有。つまり現時点で東京に粗悪核弾頭を撃ちこむ能力がある」との評価であり、最小評価は「ファットマン規模の大きさで爆発力が僅か0.8ktの大重量・低威力の核爆弾を2発前後保有」との評価のようである。

兵力

日本の『防衛白書』では、総兵力は110万人とされている。これは、対峙している韓国軍の兵力(67万人)と日本の自衛官(24万人)の合計よりも多い。北朝鮮の人口は2200万人なので、国民の 5%程度が軍役に就いていることになるが、そのために兵役期間が10年(2005年までは、13年だった)と極めて長く、元々GDPが1.2-2.4兆円で著しく低迷する北朝鮮経済に与える影響は極めて甚大である。

ただし、年間軍事予算6500億円のうち4500億円程はパチンコ産業などを経営する在日朝鮮人からの送金や、韓国との開城工業団地、朝銀信用組合事件など外国から吸い上げた資金が充当されているといわれ、貧しい北朝鮮の核開発を支えているのは実は日韓から流入した資金であるという異様な状態になっている。約100万人は陸軍の地上兵力となっており、残る10万人が海軍と空軍の兵力である。他に予備役が470万人、労農赤衛隊350万人、保安部隊が19万人もおり、事実上男性皆兵といっても差し支えない。しかし、正規軍も多くは日常的に農漁業などに従事しているため、訓練は行き届いているとは言えない。

約100万人という世界2位の地上軍歩兵兵力に関しては、国是として政治指導者が民族武力統一を決断した場合、一応南侵作戦を実施可能たらしめるのに必要な兵力を陸軍整備目標にしていると観測されている(即ちイラクなどを見ても占領地域人口100人に対して1人の兵力が占領維持に必要な兵力所要であり、韓国軍と戦って半数損耗したあとの45万人で4500万韓国国民を支配するには初期兵力90-100万は必要である)。尚、国是として統一作戦が一応「実施」可能な能力を軍隊の整備目標に掲げる事と、武力統一作戦を実際に「成功」させうる能力を保有する事には大きな差があるのは言うまでもない。2008年現在では南侵は実施可能であっても成功確率は高いとは見られていない。但し核兵器の蓄積と近代化が進めば話は別であろう。

通常戦装備

朝鮮人民軍の通常戦装備は、全軍事予算の1/4しか投入されていない。朝鮮人民軍の装備は自国製、ソ連製、中国製が多く、全軍とも1950~60年代に開発された旧式な装備が大半を占めている。MiG-29等、比較的新しい兵器も一部配備されているものの、ごく少数に留まっている。装備の中には独自の改良改造を行ったものが見受けられるため、詳細については不明なものもある。半世紀も前に開発された旧式な装備は部品調達が困難なものも多く、カニバリゼーション(共食い)によって維持されていると考えざるを得ないが、高価な最新兵器の部品を必要量購入することも経済的に難しい。よって実際の稼動戦力はそれほど多くないと言われる。特に空軍は錬度維持もままならないほど部品や燃料が枯渇しているという。3隻しかない海軍のフリゲートに至っては殆ど繋留されたままである。

一般兵士の使う自動小銃(AK-47、AKM)は老朽化が進んでおり、また、軍服や軍帽の品質も悪い。これらが近い将来新しいものに置き換えられるかどうかは不明である。特に、歩兵にとって重要な武器である自動小銃の新調は近い将来行わざるを得ないであろうが、北朝鮮に自動小銃を輸出する国があるかどうかは不明である。ただ、軍事独裁国家であるミャンマーとの間で野砲などの兵器の取引が行われている。また、英語版ウィキペディアの情報によると、近年になりM16アサルトライフルのコピー品である中華人民共和国製の「CQ 311」が北朝鮮に輸出されているとのことであるが、2009年8月現在実際に配備されているかどうか確認されていない。

さらに詳しく → 朝鮮人民軍



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