中国の核戦力を担う 「中国人民解放軍第二砲兵部隊」 (中国人民解放军第二炮兵部队)

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2010/01/03(日)
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中国人民解放軍第二砲兵部隊(ちゅうごくじんみんかいほうぐんだいにほうへいぶたい 中国人民解放军第二炮兵部队 英:Second Artillery Corps)は中華人民共和国の戦略ミサイル部隊であり、中国人民解放軍において重要な役割を持っている。宇宙軍として、宇宙技術開発も任務の一つのようである。総兵力約14万7千人を有するが、実態は機密のベールに包まれている。

概要

1966 年7月1日に極秘裏に成立され、1984年10 月1日の建国35周年記念の軍事パレードにおいて初めて公開された。中国は当時の国際国内情勢を考慮し、戦略ミサイル部隊とは呼ばず、第二砲兵と周恩来総理が命名した。陸上における戦略ミサイルを担当し、潜水艦発射弾道ミサイルの運用は行なっていない。弾道ミサイル技術はソビエト連邦からの導入で開始されたものの、1960年代以降は中ソ対立の影響により独自開発が主となった。

米国やロシア(旧ソ連)には若干劣るものの世界第三位の核保有量を持つ。近年は、有人宇宙船:神舟の打ち上げ、複数衛星の軌道投入などで実証された宇宙技術を核開発にフィードバックしているとはいえ、依然として中国の核戦力(及び、中国人民解放軍関連全般)は、不透明な部分が多く、所在部隊等も不明なものもあり、推測に頼らざるを得ない部分もある。

装備

主な装備は、核兵器、短、中、長距離、大陸間弾道ミサイルである。核兵器搭載のICBM(大陸間弾道ミサイル)(東風5号など)20基以上、中距離弾道ミサイル130基から150基、短距離弾道ミサイル700基以上を保有している。射程内にはアメリカ合衆国本土のほか、ロシア・インド・日本の主要都市が含まれる。

東京から直線距離で1,200kmの距離にある吉林省の通化基地には、大量破壊兵器の搭載も可能な中距離弾道ミサイルが配備されている。ミサイルが発射された場合、東京に着弾するまでの推定所要時間は9 分とされる。尚、現在の主目標と考えられている台湾に対しては、台湾海峡近辺に700基の短距離弾道ミサイルが配備されており、アメリカ国防総省では更に年間 100基程度増加していると分析している。

一方で北京オリンピック開催前から、以前(2桁台の経済成長)と比較して中国で経済が停滞すると考えられたことから、この軍種への軍事費は今後の経済状況によっては削られる可能性があるという説があり、2009年現在、中国経済の衰退などから、今後にかけて削られる可能性が高い。核弾頭保有数については、アメリカ科学者連盟のデータによると、約200発とのことである。

歴史

* 1957年 - 砲兵司令部内にソ連が提供した地対地ミサイルを装備する第802砲兵営創設
* 1961年 - 砲兵司令部内に4個導弾営創設
* 1965年6月1日 - ミサイル部隊を管轄する総部創設
* 1966年6月6日 - 中央軍事委員会、独立兵種としての第二砲兵創設を決定
* 1966年7月1日 - 周恩来総理により第二砲兵と命名。創設日
* 1966年9月 - 東風2号配備開始
* 1971年 - 東風3号配備開始
* 1978年 - 第1次科学技術会議招集。科学技術委員会を設置し、8ヵ年計画を発布
* 1980年10月 - 「二砲作戦大綱」発布
* 1983年 - 発射基地の地下化プロジェクト「長城工程」開始
* 1984年 - 「二砲作戦条例」、「二砲各級指揮部工作細則」、「導弾支隊(旅)和発射大隊(営)的作戦条例」等が制定され、発射基地(軍級)-旅(師級)の建制確立
* 1985年 - 第2次科学技術会議招集。「二砲戦法」発布
* 1988年 - 中央軍事委員会、「有限核報復」戦略を発布
* 1991年 - 第3次科学技術会議招集
* 1996年 - 第4次科学技術会議招集。15ヵ年科学発展大綱を批准
* 1998年 - 「第二砲兵常規導弾在突撃戦役中的使用」を発布し、通常弾頭ミサイルの先制使用を肯定


さらに詳しく → 中国人民解放軍第二砲兵部隊  核兵器  中華人民共和国



中国、核ミサイルの標的 (角川oneテーマ21)中国、核ミサイルの標的 (角川oneテーマ21)
(2006/03/10)
平松 茂雄

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タグ : 中華人民共和国 中国人民解放軍第二砲兵部隊 核兵器 中国

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