日本と中国両国の最新鋭戦車 比較

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2009/12/26(土)
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※上の動画は「90式(日本)vs99式(中国)砲身制御装置の性能比較」とあるが、実際は99式戦車ではなく96式戦車

96式戦車(別名;88C式戦車(96式主战坦克・ZTZ-96/ZTZ-88C/WZ-122H)は、中華人民共和国の戦車。世代としては2.5世代に属し、事実上、中国における最後の第2世代戦車である。現在までに約1,500輌近く生産されている。

概要

96式戦車は、次期に採用される第3世代戦車である98式戦車や99式戦車が、制式化以前から全面的な配備はその生産コストの高さから難しいことが予想されたため、88式戦車をベースに85-IIM/85-IIAP式戦車の技術を取り入れる形で比較的低コストの戦車として開発され、1996年に制式採用された。旧式化した59式戦車や69/79式戦車を補う形で大量生産された。近年では第3世代に当たる99式戦車の技術をフィードバックした96G式戦車も登場し既存機種の改修も同時におこなわれている。西側主力戦車が50 tを超える重量でありながら42.5 t に抑えられている。やはり50 t を超える98式戦車や99式戦車と異なり、既存の59式戦車用の輸送車両での移送が可能である。

85式戦車と同じく溶接砲塔を採用しており、車体と砲塔は前面部は複合装甲を採用。この複合装甲はモジュラー方式である為、装甲が被弾した際の交換作業や新しい複合素材が開発された際のアップグレードも容易になっている。一説では最新鋭の99式戦車との互換性もあり同じ規格の装甲を共有できるとされている。96G式戦車では前面にドイツ軍のレオパルド2 A5/A6に見られる楔形装甲が搭載され外観イメージが一新された。この楔形装甲は運動エネルギー弾であるAPFSDS弾に効果があるとされ各国でもその採用が検討されている。また、必要に応じてERA(爆発反応装甲)も取り付けられる。

エンジンは、当初85-IIM式戦車と同じ12150ZLBW 水冷ディーゼルエンジン(730hp)であったが、G型からは165型 V型8気筒水冷ディーゼルエンジンまたは150型 V型12気筒水冷ディーゼルエンジン(1000hp)に変更された。最高速度は57km/h→65km/hへと向上しており、0~32km/hへ14秒で加速可能となった。96式戦車ではエンジンの搭載にパワーパック方式を採用し、メンテナンス時は40分程度でエンジン換装が可能である。

武装

旧ソ連の主力戦車の標準装備である2A46系の125mm滑腔砲を搭載。砲弾は分離装薬型で、カセトカ自動装填装置により1分間に6~8発発射可能である。初速は1,730m/sec 、最大射程は2,500~3,000m。現代の主力戦車の標準となっているHEAT弾、HE弾、APFSDS弾、HE-FRAG弾などの各種砲弾を使用可能。さらに9M119 レフレクス対戦車ミサイルを砲身から発射可能。レフレクスは最大射程5,000mで均質圧延延式鋼板に換算して 460mmの貫通力があるとされるも1発500万円近くする為1輌当たりの搭載数も少ない。

砲身のぶれを制動する機能が低いようで行進間射撃能力は期待できないが功防速のスペックではロシア本国仕様のT-72に相当する能力を有しているとされる。また最近では改良型の96G式戦車において、暗視装置を微光増幅式から第二世代の熱線映像式に換装し、96式に比べて夜間における探知距離を大幅に延伸することに成功した。

さらに詳しく → 90式戦車  96式戦車



そうだったのか!中国そうだったのか!中国
(2007/06)
池上 彰

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タグ : 戦車 検証 比較 90式戦車 96式戦車

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