戦場の歴史 神経戦の駆け引き

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2009/12/21(月)
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冷戦(れいせん。Cold War)とは、第二次世界大戦後の世界を二分した、アメリカ合衆国を盟主とする資本主義・自由主義陣営と、ソビエト連邦を盟主とする共産主義・社会主義陣営との対立構造である。1945 年から1989年まで続き、直接武力衝突して殺戮を伴う戦争を生じなかった為、殺戮を伴う「熱戦」「熱い戦争」に対して、「冷戦」「冷たい戦争」と呼ばれた。「冷戦」という語は、アメリカの政治評論家ウォルター・リップマンが、1947年出版の著書のタイトルに使った事から、一般に流布したと目されている。各陣営とも一枚岩ではなく、動的には反目するなど、イデオロギーを概念とした包括的な大同団結である。

冷戦での両陣営の対立の境界であるヨーロッパにおいては、ソビエト連邦を盟主とする共産主義を名目とする陣営が東ヨーロッパに集まっていたことから「東側」、対するアメリカ合衆国を盟主とした資本主義を名目とする陣営が西ヨーロッパに集まっていたことから「西側」と呼んで対峙した。その対立は軍事、外交、経済だけでなく、宇宙開発や航空技術、文化、スポーツなどにも大きな影響を与えた。又、冷戦の対立構造の中で西ヨーロッパは統合が進み、欧州共同体や欧州連合の結成へ向かった。

ヨーロッパのみならず、アジア、中東、南アメリカなどでも、それぞれの支援する機構や同盟が生まれ、世界を二分した。この二つの陣営の間は、制限されているが為に経済的、人的な情報の交流が少なく、冷戦勃発当時のイギリス首相ウィンストン・チャーチルは、「鉄のカーテン」と表現した。ちなみにアフリカは西側の植民地が多いため西側の動きも見られた。

このアメリカ陣営とソ連陣営のどちらにも与しない国家(開発途上国)は、「第三世界」と呼ばれ、それぞれの陣営の思惑の中で翻弄された。しかし、こうした両陣営の思惑を逆手に取り、両陣営を天秤に乗せる事で多額の援助を引き出す「援助外交」も活発に行なわれた。又、この米ソ両陣営の対立構造を「大国の覇権主義」と否定した国々は、インドなどを中心に非同盟主義を主張し、第三世界の連帯を図る動きもあった(といっても有名無実である国も多かった)。尚、経済発展が進んだ開発途上国が「第三世界」と呼ばれ、経済発展が遅れている開発途上国は「第四世界」と呼ばれる事もある。ヤルタ会談から始まってマルタ会談で終わったためヤルタからマルタへということも言われる。

さらに詳しく → 朝鮮戦争  Wikipedia ヨシフ・スターリン  冷戦



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