べトナム戦争当時のアメリカの兵器

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2009/12/21(月)
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A-4はダグラス社が開発しアメリカ海軍などに制式採用された艦上攻撃機。愛称はスカイホーク(Skyhawk)。A4Dとして開発されたが、アメリカ軍による1962年の命名規則変更の際、A-4に改称された。A-4はデルタ翼を持つが主翼を折り畳まずに航空母艦のエレベーターに積載できる機体規模で、爆弾倉を省略し外部兵装は翼下パイロンに搭載することとされた。

折り畳み機構や爆弾倉の廃止はそれぞれ主翼部や胴体部の軽量かつ頑丈な設計に貢献した。翼下パイロンに搭載物を外装するには搭載物の低抵抗化が欠かせないが、搭載するMk.80シリーズのAero 1Aと呼ばれる8:1の全長直径比を持つ低抵抗の外形は、本機の主任設計者ハイネマンによる1946年における研究に基づくものである。

その他にも方向舵は1枚の薄板を両面から桁で補強する(A-4B以降)など、構造を簡潔にまとめて小型軽量ながら堅牢な機体に仕上がっており、このクラスの機体としては異例とも言える兵装搭載量となっている。この完成度の高さと簡潔さを併せ持つ機体設計は、信頼性・経済性においても優秀なものであった。たった6本のボルトを外すだけでエンジンを取り出せるなど整備性にも優れ、安価であることから数多くの国で導入された。

1967 年のマクドネル社との合併後も含めた25年の間、改良・生産が継続された。この間にベトナム戦争に参加し、イスラエルに供与された機体は第四次中東戦争に投入された。また、フォークランド紛争ではアルゼンチン軍の機体としてイギリス軍を攻撃した。さらには1991年の湾岸戦争時にもクウェート空軍のA-4KUがイラク空爆に参加した。軽量で強力な機体であったため「ハイネマンのホットロッド」とあだ名され、また、良好な運動性からアメリカ海軍戦闘機兵器学校(通称トップガン)においては仮想敵機役となったり、海軍のアクロバット飛行チームであるブルーエンジェルスで使用されたりした。アメリカでは退役済みだが、ブラジルでは空母サンパウロにAF-1と言う名称で2008年現在唯一の固定翼艦上機として運用中である。また他の多くの国で陸上機として使用されている。

さらに詳しく → ベトナム戦争  A-4 スカイホーク  F-4 ファントム II  A-7 コルセアII  ナパーム弾  サイドワインダー
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