シュナイダーCA1(Schneider CA1)

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2009/12/18(金)
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シュナイダーCA1(Char Schneider CA1)はフランス最初の戦車で、第一次世界大戦で使用された。フランスで主要な兵器製造企業の1つであったシュナイダー社により生産された。足回りにホルト社のトラクターをそのまま流用したシャーシに、11mmの装甲板で構成された船型の戦闘室を搭載し、車体前部にはワイヤーカッターを装備した。尾部には超壕用のソリが取り付けられている。

本車やサン・シャモン突撃戦車の指揮・支援用に設計されたルノー FT-17 軽戦車が好成績だったこともあり、当初1500輛を構想された生産計画は放棄され、第一次世界大戦の終戦を待たずに生産を終了した。1918年8 月までにプロトタイプを含め400輛が生産された。うち20輛はイタリアに売却される予定であったが、引き渡されたのは1~2輛にとどまる。

乗り降りは後部に設けられた観音開きの扉から行った。内部はエンジンと屋根に挟まれた高さ90cmほどの空間が戦闘室になっており、換気不足と冷却不良から居住性は悪く、射撃統制に支障を来すほどだった。シュナイダー社製のエンジンも出力不足で信頼性も低くかった。車体前面の右側面に砲郭式(ケースメイト式)に75 mm 主砲を装備したが、これは指向角度が限定されたうえ、射程距離も600m あまりだった。車体側面左右の半球型の銃座には8 mm ホチキス重機関銃を1挺ずつ装備した。装甲はドイツ軍歩兵がライフル、機関銃などに用いた鋼鉄弾芯入りの徹甲弾に耐えられず、40mm の隙間を開けた上で5mm の増加装甲が追加された。

バリエーション

シュナイダーCA2
75 mm 砲を廃し、上面に47 mm 砲を装備した旋回砲塔を搭載した。1917年に試作車が1輌生産された。

シュナイダーCA3
車体前面に機関銃2挺を増設し、車体後部を延長した。50輌が発注されたものの生産は行われなかった。

性能諸元

全長 6.32 m
車体長 m
全幅 2.05 m
全高 2.30 m
重量 14.6 t
懸架方式 コイルスプリング
速度 7.5 km/h
行動距離 48 km
主砲 9.5口径 75 mm 加農砲
副武装 8 mm ホチキス重機関銃×2
装甲 11.5 mm
エンジン 直列4気筒液冷ガソリン
     55 hp/ 45 kW
乗員 6 名

さらに詳しく → シュナイダーCA1  第一次世界大戦



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(2008/10/27)
田村 尚也

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