ある右翼の物語

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2013/03/23(土)
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右翼(うよく、英:right-wing, rightist, the Right)または右派(うは)とは、保守的、国粋主義的な思想の傾向を指す。

一般に、伝統的な社会秩序や価値の維持や、伝統的に形成された社会的地位や身分などの社会的成層への支持を表すために使われる。類義語には「保守」や「旧守」など、対義語には「左翼」や「革新」などがある。また「右派」や「左派」は、各集団や勢力の内部で、更に相対的に「右」「左」を示す場合にも使用されている。

左翼」も「右翼」も相対的な用語であり、何を「左翼」や「右翼」と呼ぶかは時代・国・視点などによって変化する。また「右翼」と呼ばれる思想・運動にも多種多様な主義主張が含まれる。更にレッテル貼り的に使われる場合も多い。

右翼」と「左翼」の語はフランス革命の間に作り出された。「右翼」は、国民議会で旧体制の維持を支持する勢力(王党派、貴族派、国教派など)が議長席から見て右側の席を占めた事に由来する。

現在、「右翼」という用語は主に、保守主義者、反動主義者を含む、伝統的な右翼と歴史的な関係がある政治勢力を示す用語として使われている。

また、「左派」が共産主義や社会主義をめざす勢力を指すのに対して、右派(右翼)は、左派勢力に反対して自由市場の資本主義を擁護する勢力(リバタリアニズムや新自由主義など)や、国家主義・民族主義・国粋主義を支持する勢力を指すために使われている。

概説

序文でも触れたとおり、歴史的には、「右翼」と「左翼」の語はフランス革命の間に作り出された。「右翼」は、国民議会で旧体制の維持を支持する勢力(王党派、貴族派、国教派など)が議長席から見て右側の席を占めた事に由来する。この右翼という語は、超王党派による1815年のフランス王政復活の後、よく使われるようになった。

右翼(右派)とは、一般に、自国や自民族が持っている元来の文化、伝統、風習、思想等を重視した政治思想をよぶため、国や時代や立場によっても右翼と左翼の位置付けは異なり、一概に「右翼」と言っても多種多様な主義主張がある。例えば共和主義や自由主義は、フランス革命後の議会では王党派との対比で「左翼」と呼ばれたが、19世紀後半からは社会主義との対比で「右翼」と呼ばれる事が多い。

なお、日本の国会では議員の座席は議長が定めるが(衆議院規則第14条第1項、参議院規則第14 条第1項)、席順は議長席から見て「右側」から所属議員の多い順に会派が割り当てられる慣例となっており、「右側」から第一党、第二党となり最左翼が無所属議員という議席配置となっている。このため日本の議場では右側は事実上の与党席であり、かならずしも右派が座るとは限らない。

イギリス、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの欧米資本主義諸国では、二大政党制の下、それぞれの党が保守派と革新派とで明確に分かれており、これらは右翼・左翼と区別して認識されている。

ただし、アメリカは過去における反共主義の政策により左翼と見られることを忌避する傾向が強いため(アメリカにも共産党は非常に小さい勢力ながら存在する)、革新派はリベラルと名乗る場合が多い。

極右

右翼の強硬派または急進派、過激派は「極右」と呼ばれる。イタリアのファシズム、ドイツのナチズム、日本の軍国主義などの思想が挙げられる場合が多い。ただしこれらは思想潮流的には国家社会主義や、アナキズムの影響が強く、伝統的な保守派や右翼とは相違点も多い。後述の日本のいわゆる「右翼」は元来は極右に分類されるべきものである。

第二次世界大戦後はネオナチなどの極端な自民族優越主義や、少数民族や移民や外国人労働者に対する排外主義などを指す場合が多い。また欧米ではプアホワイト(白人の低所得者層)によるヘイトクライム(人種、宗教などに対する偏見が原因で起こる暴行など)が問題となることもある。

日本

戦前の日本からの保守・右翼は戦後GHQにより公職追放を受けた。しかし、朝鮮戦争の発生に伴い日本を“反共・封じ込めの防壁”化するために政策が転換された、いわゆる逆コースに伴い、旧軍人や活動家を中心に「右翼」が復活した。

今日では街宣活動や示威活動を専門におこなう右翼がおり、暴力団まがいの活動を行い、あるいは暴力団が政治団体として右翼と称している事例も多い。警察学のなかで語られる右翼は基本的に「民族主義的で排外主義的な主張にもとづく市民活動」であり攻撃対象を執拗につけまわし徘徊し、あるいはテロリズムの元凶として公安警察の監視の対象とされるものである。

現在の日本における右翼のイメージは、軍歌等を大音量で流しながら黒塗りの街宣車で街宣活動を行う、暴力団系の街宣右翼に代表される。これらの暴力団系の右翼団体を「暴力団の隠れ蓑か営利組織であり本来の右翼ではない」という否定的ニュアンスで「右翼標榜暴力団」「似非(えせ)右翼」と呼称する場合もある。

また近年ではインターネットやマスメディアによって"街宣右翼は在日韓国・朝鮮人が多く、一般市民に対して、日本国旗や天皇・自衛隊等へ対する嫌悪感を植えつけるのが目的”という主張も見られるようになった。また、学生組織として長崎大学を中心とした全国学生自治体連絡協議会、所謂學協等があり大変怖れられている。

なお現在の日本の右翼は日本を不当に批判する歴史観(自虐史観)」とみなしたものへの批判、韓国(朝鮮民族や文化、犯罪、韓国起源説、捏造歴史、反日教育)、中国(中国共産党や尖閣諸島、日中戦争etc)などといった日本と衝突することの多い国や、オーストラリア(捕鯨)、オランダ(反日)といった日本を批判することの多い国への批判、マスコミ・中道政党・左派政党(公明党・民主党・社民党・日本共産党)・労働組合・市民団体・中核派などの新左翼、創価学会や秀明会などの新宗教などといったリベラル・左翼勢力への批判が挙げられる。

アメリカ合衆国

アメリカにおいては、現在は二大政党制であり、共和党が保守派、対する民主党が革新派(リベラル)の立場をとっている。

共和党は伝統的には、自由主義や小さな政府を掲げ、国際連合や連邦政府による干渉の最小化(州権主義)、大企業への規制緩和や民営化を推進しており、国民皆保険制度も反対の立場をとっている。また、環境問題においても地球温暖化問題よりも経済効率を優先する傾向がある。

外交政策においては反共主義の立場から強硬路線をとりパナマ侵攻、湾岸戦争、アフガニスタン侵攻、イラク戦争など各国の紛争への介入や戦争を行った。

伝統的に中央政府に批判的で地域主義が強い背景には、フロンティア開拓時代からの自主独立の精神や、相互不干渉のモンロー主義、南北戦争で進歩主義の北軍が勝者となり連邦政府となった事への反発などの歴史的経緯もある。

一方で、1980年代以降、特に2001年以後の米国では、ネオコンと呼ばれる新保守主義とキリスト教右派が台頭した。これは自由主義と国益の拡大のためには積極的に行動すべきとする点では、伝統的な地域主義・相互不干渉主義の保守とは相違がある。

また奴隷制の負の遺産として、白人至上主義が歴史的に存在しており、クー・クラックス・クラン (KKK) 、ミリシアなどの団体が公民権運動の成果であるマイノリティー擁護政策や移民増大の反作用として、有色人種をターゲットにし暴行を加えるなど様々な問題も抱える(ヘイトクライム)。

近年では同種の主張をする団体は、KKKも含め衰退の一途をたどっているが、保守的な傾向のある地域では上記のような差別思想も根深く残っている。

2009年、史上初の黒人大統領バラク・オバマが就任してからは国民皆医療保険制度の導入や最低賃金引き上げなど全体的にリベラル・左派的な傾向が強まっている。他方ではオバマ大統領就任後は白人至上主義・人種差別主義者の活動が活発化しているとの指摘もある。

また、オバマ政権の政策を「大きな政府」「連邦政府の権力拡大」と見なして反発する右派系市民運動ティーパーティーも勢力を広げている。

さらに詳しく → 右翼




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