スーパーマリン ウォーラス (Supermarine Walrus)

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2011/12/26(月)
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スーパーマリン ウォーラス (Supermarine Walrus) はイギリスで製造された水陸両用偵察機である。設計と製造は、スーパーマリン社、1933年初飛行。

開発

スーパーマリン社のシーガル Mk IIIを運用していたオーストラリア空軍は、艦船搭載用の水上機を求めた。その要求に基づき、スーパーマリン社はシーガルの改良型であるシーガル Vを開発した。

艦船のカタパルトから発進するように設計され、軍の最大運用重量でも発進できた。複葉機であり、両翼の下翼にはフロートを装備した。両翼は艦船上で最大幅を5.5 m (17 ft 11 in) まで縮小できるよう折りたたむことができた。エンジンはブリストル ペガサス VIを搭載し、エンジンは上下の翼の間に推進式で配置された。プロペラの回転トルクに対抗するため、右に4度の推進角オフセットを持つ。武装は、ヴィッカース K 機関銃を機首と胴体後部に装備し、345 kg (760lb) の爆弾か爆雷を搭載できた。乗員は5名である。フロート脇に固定式の車輪も持ち、補助的に陸地での離着陸も可能であった。

イギリス海軍は,これをウォーラス Mk Iとして採用した。後に木製構造にされた機体がサンダース・ロー社でも生産され、Mk IIと命名された。計740機が生産された。

運用

1935年から量産機がイギリス海軍とオーストラリア空軍へ引き渡され始め、1937年までに24機がオーストラリア空軍に引き渡された。救難機や対潜哨戒機として活躍し、アイルランド空軍でも運用された。第二次世界大戦では、イギリス海軍とオーストラリア海軍の戦艦や巡洋艦に搭載され、1947年まで使用された。

第二次大戦中に通算1万人以上の米英航空機搭乗員を救助し、英国空軍の守護神とも称された。これは奇しくも旧日本軍の練習機である九三式中間練習機(通称赤トンボ)での教練経験者とほぼ同数の人数であり、地味ではあるが戦勝の立役者と評する向きもある。

スペック

乗員:5名
全長:10.2 m
全幅:14.0 m
全高:4.6 m
翼面積:56.7 m²
空虚重量:2,220 kg
運用時重量:3,265 kg
最大離陸重量:-- kg
動力:ブリストル製ペガサスVI エンジン × 1
出力:680 HP

性能(目安)
最大速度:215 km/h
巡航速度:-- km/h
航続距離:965 km
最大運用高度:5,650 m
上昇率:360 m/min
翼面荷重:57.6 kg/m²

武装
    固定武装:ヴィッカース K 7.7 mm 機関銃 (1 in bows, 1 aft) × 2
    爆弾搭載量:345 kg

さらに詳しく → スーパーマリン ウォーラス




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