日本赤軍 (Japanese Red Army)

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2011/11/26(土)
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日本赤軍(にほんせきぐん)は、パレスチナに拠点を置いていた日本の新左翼系ゲリラ武装テロ組織。1971年結成、2001年解散。

歴史

結成

冷戦時代の1971年2月26日に、共産主義者同盟赤軍派の「国際根拠地論」に基づき、海外にも運動拠点と同盟軍を持つ必要があると判断し、赤軍派の重信房子や元京都パルチザンの奥平剛士らがパレスチナへ赴き、同地で創設した。創設当初は「アラブ赤軍」、「赤軍派アラブ委員会」、「革命赤軍」等と称し、その名称さえきちんと定まっていなかったが、1974年以降、「日本赤軍」を正式名称とした。

テロ活動

レバノンのベカー高原を主な根拠地に活動し、1970年代から1980年代にかけて、パレスチナ解放人民戦線(PFLP)などパレスチナの極左過激派と連携し、日本の国内外における一連のハイジャックや空港内での乱射事件などの一般市民に対する無差別殺人や、大使館などの外国公館の政府関係者や、ハイジャックした飛行機の乗客を人質に取って、身代金や同志奪還を目論む事件を起こしたり、外国公館に攻撃をするなどの無差別テロ事件を繰り返した。
一般市民をも標的にした無差別テロ事件を繰り返したことにより国際的な非難を浴び、特に1972年5月30日に起こした「テルアビブ空港乱射事件」では、一般市民を中心に100人以上の死傷者を出し非難を浴び、これまでは日本赤軍に対して比較的同情的だったいくつかのアラブ諸国の政府はこの事件を機に日本赤軍に対して完全に距離を置くようになった。

末期

その後、冷戦が終結した1990年代には、極左思想が時代遅れとなった上に、イスラエルや西側諸国と対立していた政府や各国の反政府組織からの資金協力や活動提携が先細ったこともあり、丸岡修や和光晴生等の中心メンバーが相次いで逮捕され、組織は壊滅状態に追い込まれた。

その上に2000年11月には、「最高指導者」の重信房子も潜伏していた大阪府高槻市で旅券法違反容疑で警視庁公安部によって逮捕された。その際、押収された資料により1991年から日本での武力革命を目的とした「人民革命党」及びその公然活動部門を担当する覆面組織「希望の21世紀」を設立していたこと、またそれを足がかりとして社会民主党(旧日本社会党)との連携を計画していたことが判明したと新聞等で報じられた。

「希望の21世紀」は同事件に関連し警視庁・大阪府警の家宅捜索を受けたが、日本赤軍との関係を否定している。社会民主党区議自宅なども「希望の21世紀」の関連先として同時に捜索を受けたが、社会民主党は「何も知らなかったが事実関係を調査する」とした。

解散

一般市民を巻き込んだ無差別テロにより批判を浴びたことや、冷戦の終結などから他の政府や反政府組織からの協力、提携を得ることが不可能になったこと、その上、ソビエト連邦の崩壊によってその主張は完全に時代遅れのものとなり、新たな青年層のメンバーの取り込みに完全に失敗した上に、「シンパ」の多くが老齢化したことで、2001年4月に重信房子は獄中から「日本赤軍としての解散宣言」を行ない、正式に解散した。事実上の後継組織にはムーブメント連帯がある。

現在も設立当時からの支持者などを中心に全国に「シンパ」がいるとみられているが、その多くは上記のように高齢化が進み、年々その数は減ってきている。また、アメリカ合衆国国務省の対テロ調整局は、日本赤軍を「国際テロ組織」と認定していたが、組織が壊滅し解散したために認定を解除した。

解散後の元メンバーによる批判

重信房子は産経新聞のインタビューで「世界を変えるといい気になっていた。多くの人に迷惑をかけていることに気づいていなかった。大義のためなら何をしても良いという感覚に陥っていた」と自己批判した。
2005年1月、元メンバーの山本万里子が、東京都板橋区内のスーパーマーケットでさきイカ2点、1200円相当を万引きし逮捕された。ハーグ事件等に関与し1979年に日本赤軍を脱退した和光晴生は「この件は日本赤軍の実態・実状を示したものであり、かつてヨーロッパで商社員誘拐未遂だとか、大使館占拠や飛行機乗っ取り等を実行してきた組織には、反社会的・反人民的性格があった」と批判した。

さらに詳しく → 日本赤軍




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(2010/05)
和光 晴生

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タグ : 日本赤軍 新左翼 重信房子 奥平剛士 テルアビブ空港乱射事件 ジャカルタ事件 ダッカ日航機ハイジャック事件 クアラルンプール事件 ハーグ事件

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