ゲパルト級高速艇 (Gepard class fast attack craft、Schnellboot Gepard Klasse)

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2011/11/19(土)
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ゲパルト級高速艇(ドイツ語: Schnellboot Gepard Klasse, 英: Gepard Class Fast Patrol Boat)または143A型高速艇(独: Klasse 143A)は、西ドイツ海軍ならびに統一ドイツ海軍(以下ドイツ海軍)のミサイル艇。公称は高速艇Sボート)である。

本級は基本的に、ドイツ海軍が先行して配備していたアルバトロス級ミサイル艇(143型)の改良型として開発された。主たる改良点は個艦防空能力の強化であり、魚雷発射管と後部の76mm砲を廃して、RAMの搭載と機雷搭載量の増大を行っている。

主機としては、アルバトロス級と同様に、MTUフリードリヒスハーフェン社のMTU-16V-956-TB91型ディーゼルエンジンを4基搭載している。このエンジンは、1,515rpmにおいて4,000馬力、1,575rpmにおいて4,500馬力を発揮できた。4軸推進方式で、スクリュー・プロペラは3翼、直径は1.30メートルであった。また、177馬力/135kVAのディーゼルエンジンを4基、発電機として搭載する。

本級は、AGIS戦術情報処理装置およびリンク 11による海軍戦術情報システムを備えている。1999年より、タレス・グループによって、戦術情報処理装置の強化改修が行なわれた。レーダー装備は比較的簡素で、低空警戒を兼用するWM-27/52 DU射撃指揮レーダーとSMA 3RM-20航海レーダーを搭載するのみである。

主兵装としてエグゾセMM38 艦対艦ミサイルを艇の中央部に4基搭載し、また対空・対水上の両用砲としてオート・メラーラ 76mmコンパクト砲を前甲板に1基搭載する。アルバトロス級では、艇尾側にももう1基の76ミリ砲が搭載されていたのに対し、本級ではこの代わりにRAM近接防空ミサイルの21連装発射機を搭載できるスペースを確保して就役したが、RAMシステムの開発遅延に伴って、実際への搭載開始は1993年にずれこみ、1997年までに全艇が搭載改修を受けた。

同型艇

P6121 ゲパルト S71 Gepard
P6122 プーマ S72 Puma
P6123 ヘルメリーン S73 Hermelin
P6124 ネルツ S74 Nerz
P6125 ツォーベル S75 Zobel
P6126 フレットヒェン S76 Frettchen
P6127 ダクス S77 Dachs
P6128 オーツェロット S78 Ozelot
P6129 ヴィーゼル S79 Wiesel
P6130 ヒエーネ S80 Hyäne

要目

排水量 満載:391t
全長 57.6m
全幅 7.8m
吃水 2.6m
機関 4軸推進
ディーゼルエンジン(13.2Mw) 4基
速力 40ノット
航続距離 7,000海里(15ノット)
乗員 34人
武装 76mm単装速射砲 1基
    RAM 近SAM21連装発射機 1基
    エグゾセMM38 SSM 4発
    機雷敷設装置
C4ISR 海軍戦術情報システム(AGIS+リンク 11)
    WM-27低空警戒/射撃指揮レーダー
    MSP-500 光学射撃指揮
電子戦・対抗手段 FL-1800S-II ESM装置
    ホット・ドッグ チャフ・フレア発射機 2基

さらに詳しく → ゲパルト級ミサイル艇




日本魚雷艇物語―日本海軍高速艇の技術と戦歴 (光人社NF文庫)日本魚雷艇物語―日本海軍高速艇の技術と戦歴 (光人社NF文庫)
(2011/05/31)
今村 好信

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タグ : ゲパルト級ミサイル艇 ドイツ海軍 高速艇 Sボート

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