SSM-N-8 レギュラス (SSM-N-8 Regulus)

航空兵器・陸上兵器・海上兵器・銃器・戦争・紛争・歴史・革命・テロ・事件・軍事動画・ニュース(報道)・社会情勢・政治運動・評論・講演など、軍事関連の情報を公開しています。宗教・思想・経済・政治的なものも少しアリ

広告
2011/10/02(日)
*









レギュラス (Regulus) は、米ヴォート社によって開発されたアメリカ海軍艦対地ミサイルである。レギュラスとは獅子座のα星であるレグルス(Regulus:スペルは同一)の英語読みである。

RGM-6 レギュラス

RGM-6 レギュラス はヴォート社によって開発された、アメリカ海軍最初の巡航ミサイル艦対地ミサイル)である。

概要

第二次世界大戦後、アメリカ軍はナチス・ドイツのV1飛行爆弾のコピー(JB-2 ルーン)から、その艦対地型(KGW-1 ルーン)を開発した。しかし、所詮はV-1のコピーでしかなく、能力的に不十分だということで、1946年、アメリカ海軍はヴォート社に新型の長距離艦対地巡航ミサイルの開発契約を与えた。それがRGM-6である。

レギュラスは1951年5月に初飛行し、1952年11月には水上艦から、1953年7月には潜水艦タニーからの発射に成功し、1954年には実戦配備された。1957年には、14隻の水上艦と、2隻の潜水艦に装備されていたが、1960年には水上艦からは姿を消し、逆にレギュラスを装備する潜水艦は5隻に増えていた。

しかし、ポラリス潜水艦発射弾道ミサイルの完成によって、レギュラスは完全に時代遅れになり、1964年には完全に退役した。全タイプ合わせておよそ500基ほどが生産された。

特徴

レギュラスは発射の際に二基の固体燃料ロケットブースターを使った後、アリソンJ33ターボジェットエンジンによって飛行する巡航ミサイルである。誘導方式はラジオ指令誘導。また、戦略兵器として開発されたため、弾頭は核弾頭のみである。

欠点として、発射の際に潜水艦が浮上しなければならないこと、ラジオ指令誘導は電波妨害を受けやすいこと、ミサイル自体の飛翔速度が低速なため、撃墜されやすいことなどがある。

スペック

全長:10.1m
直径:1.4m
重量:4,670kg
最大速度:M1.1
射程:925km
弾頭:W5核弾頭(40kT),W27核弾頭(2MT)

RGM-15 レギュラスII

レギュラスに代わる艦対地巡航ミサイルとして、1953年にアメリカ海軍がヴォート社に開発契約を与えた。1956年に初飛行に成功している。このミサイルは、レギュラスIと比べ最大速度(M1.1→M2),射程距離(925→1850km),電波妨害に対する耐性など、あらゆる面で優れていたが、やはりポラリスミサイルの完成によって時代遅れとなり、1958年にキャンセルされた。

さらに詳しく → レギュラス (Regulus)




世界の傑作機別冊 グラフィックアクションシリーズ 最新版 世界のミサイル・ロケット兵器世界の傑作機別冊 グラフィックアクションシリーズ 最新版 世界のミサイル・ロケット兵器
(2011/06/29)
坂本 明

商品詳細を見る
関連記事

タグ : レギュラス Regulus アメリカ海軍 艦対地ミサイル 巡航ミサイル

この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:   
この記事のトラックバックURL
http://gunjimania.blog108.fc2.com/tb.php/2214-cbdc3cc9
 この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

 | Copyright © 軍事マニアクス - Military Maniacs All rights reserved. | 

 / Template by 家族 ペット 自分史 ブログ