ラーダ型潜水艦(Lada class submarine、Подводные лодки проекта 677 "Лада")

航空兵器・陸上兵器・海上兵器・銃器・戦争・紛争・歴史・革命・テロ・事件・軍事動画・ニュース(報道)・社会情勢・政治運動・評論・講演など、軍事関連の情報を公開しています。宗教・思想・経済・政治的なものも少しアリ

広告
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2011/09/26(月)
*



ラーダ型潜水艦(-がたせんすいかん Lada class submarine)は、ロシア海軍通常動力型潜水艦である。ラーダ型はNATOコードネームであり、ロシア海軍の計画名は677型潜水艦(Подводные лодки проекта 677 "Лада")である。同様に1番艦であるサンクトペテルブルクに由来してペテルブルク (またはサンクトペテルブルクまたはペテルブルク)級とも呼ばれ、輸出版は、アムール型(Amur class)と呼ばれる。

計画は"第4世代"ディーゼル・エレクトリック潜水艦として開発され636計画のキロ型潜水艦よりも静かで新しい戦闘装置や非大気依存推進の搭載も可能である。677計画 ラーダ型潜水艦は1990年代末に開発されたロシアのディーゼル・エレクトリック潜水艦の系列である。計画の総設計者はYury Kormilitsynである。この計画の特徴として小型で雑音が少なく威力の高い魚雷とミサイルの武装と水素・酸素燃料電池の組み合わせがある。

潜水艦は対潜戦と対水上艦戦用で海軍基地の防衛、海路の防衛、同様に偵察も目的として設計された。単殻設計が潜水艦の建造に採用されるのは1940年代以来、初めてである。二重船殻のキロ級潜水艦と比較して水上での排水量が1/1.3減り、2300トンから1765トンになった。

完全潜行時の速度は19ノットから21ノットに上昇した。乗員数は52人から34人に減少した。航海日数は最大45日に増えた。ラーダ型潜水艦はドイツのホヴァルツヴェルケ=ドイツ造船とイタリアのフィンカンティエリの共同開発による212A型潜水艦やフランスのDCNSとスペインのナバンティアの共同開発によるスコルペヌ型潜水艦のような外国の同種の計画と比較して安価になっている。Litiy戦闘制御自動システムを備える。

1番艦のサンクトペテルブルクは2005年11月29日から洋上試験を始めた。報告によると2010年4月22日に試験を完了して同年末にロシア海軍に配備された。ラーダ型ディーゼル潜水艦は2004年10月に最新世代のロシア製ミサイルと魚雷とソナーを備えて進水した。 同様に他のラーダ型潜水艦もアドミラリー造船所で建造中で2015年までに4隻から6隻建造予定である。 ロシア海軍では計8隻のラーダ型潜水艦を近い将来調達する計画である。いくつかの機能を省いた1650計画のアムール型(Амур型)(名称はアムール川に由来する)が輸出向けに設計された。

概要

ルビーン海洋工学中央設計局が提案している輸出用潜水艦アムール型の一つで、キロ型潜水艦を小型化し、運用性を向上させた潜水艦である。アムール型は、当初、そのサイズにより5種類に分類されていたが、実際に建造されたサンクトペテルブルクがいずれの型にも属さない1650型であったため、6種類に分類される。

アムール 550
アムール 750
アムール 950
アムール 1450
アムール 1650
アムール 1850

ロシア側の報道によると、船体に施された新型の対ソナー用コーティングを特色とし、航続距離は拡張され、新型の対艦及び対潜兵器を搭載する新型潜水艦、との事である。

対艦ミサイルは、ノヴァトール設計局が開発した3M54E1「クラブS」、対潜ミサイルは「クラブ」の対潜型である91RE1を搭載する。両方とも、533mm魚雷発射管から発射される。なお、一部でP-800「オニクス」を搭載する、などと書かれているが、オニクスは533mm発射管から撃ち出せず、船体中央部に対艦ミサイル垂直発射機区画を挿入しない限り、本級への搭載は不可能である。

燃料電池「クリスタール27E」と呼ばれるAIP機関の装備も可能であるが、その為には、船体中央部に全長10mのAIP区画を挿入する必要があり、公開されている1番艦サンクトペテルブルクの写真を見る限り、船体が延長されていないので、ロシア海軍向けに建造されている艦にはAIPは搭載されていない。ラーダ型は、ロシア海軍用としては2015年までに4隻が調達される予定であり、この他、2006年にインドネシアが、同型のアムール1650型を2隻購入する意向を示した。

本型は、2006年末までに3隻が起工されている。なお一部で、4隻が起工されていると書かれているが、これは、2006年11月に起工した3番艦セヴァストーポリが、当初、ペトロザボーツクという艦名を予定していた事から来る誤解である。2006年7月末、RIAノーヴォスチ通信は、「間もなく3番艦ペトロザボーツクが起工される」と報じたが、3番艦の起工は予定より遅れて11月にずれ込み、艦名も、ロシア海軍の過去の栄光に因んだ都市(現在はウクライナの都市)であるセヴァストーポリに変更された。

性能諸元

排水量 水上排水量 1,675t
水中排水量 2,300t
全長 67m
全幅 7m
全高 6.5m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式(2,700hp) 2基
最大速力 21ノット
武装 533mm魚雷発射管
    • 魚雷:18発
    • SS-N-27対艦ミサイル
    • 91RE1対潜ミサイル
    各6門
乗員 35人

同型艦

B-585サンクトペテルブルク:1997年12月26日起工/2004年10月28日進水/2010年4月24日ロシア海軍へ納入、2010年5月8日、就役
B-586クロンシュタット:2005年7月28日起工
B-587セヴァストーポリ:2006年11月10日起工、黒海艦隊へ配備予定、インドへの売却を打診中

さらに詳しく → ラーダ型潜水艦




最強 世界の潜水艦図鑑最強 世界の潜水艦図鑑
(2011/06/21)
坂本 明

商品詳細を見る
関連記事

タグ : ラーダ型潜水艦 ロシア海軍 通常動力型潜水艦

この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:   
この記事のトラックバックURL
http://gunjimania.blog108.fc2.com/tb.php/2208-ddea1395
 この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

 | Copyright © 軍事マニアクス - Military Maniacs All rights reserved. | 

 / Template by 家族 ペット 自分史 ブログ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。