デグチャレフ PTRD1941 (PTRD-41、ПТРД1941)

航空兵器・陸上兵器・海上兵器・銃器・戦争・紛争・歴史・革命・テロ・事件・軍事動画・ニュース(報道)・社会情勢・政治運動・評論・講演など、軍事関連の情報を公開しています。宗教・思想・経済・政治的なものも少しアリ

広告
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010/10/23(土)
*



デグチャレフPTRD1941(ロシア語:ПТРД1941プラチヴァタンコーヴァイェ・ルジヨー・ヂクチリョーヴァ)は、1941年にソ連軍が採用したボルトアクション方式・単発の対戦車ライフルである。

名称はロシア語名に沿って表記すれば「デクチャリョーフ」となるが、日本語文献では慣習的に「デグチャレフ」と表記されている。「PTRD1941」とは「Противотанковое ружьё Дегтярёва образца 1941 гола」(プラチヴァタンコーヴァイェ・ルジヨー・ヂクチリョーヴァ・オブラスツァー・トィースャヂ・ヂヴィチソート・ソーラク・ピェールヴァヴァ・ゴーダ)の略で、「デクチャリョーフの1941年型対戦車火器」という意味である。

概要

PTRD1941は、ナチス・ドイツ軍の侵攻に合わせ急遽量産に入った。全長2,020m、重量17.3kgと長大だが、同時に採用されたシモノフPTRS1941よりは軽量である。また、ガス圧作動で連射できるPTRSと異なりシンプルな構造であったため、生産性や信頼性で遥かに勝り、PTRSに先駆けて大量に配備された。ボルトアクションの単発銃ではあるが排莢が自動化されており、構造的には半自動の対戦車砲に近く、速射性は半自動のシモノフ対戦車ライフルに大きく劣る物ではなかった。

初速1012m/sで発射される14.5mm弾は有効射程の100mからIII号戦車、IV号戦車の30mm側面装甲を貫通し、また防弾ガラス製の覗き窓も簡単に破壊して乗員を死傷させた。このため、ドイツ戦車は開口部を減らし、覗き窓を溶接で埋め、さらにシュルツェンという装甲スカートで対抗した。さらにはティーガー、パンターなどより重装甲の新型戦車が登場するとこの銃による射撃で撃破するのは極めて困難になった。

しかし当時のソ連ではHEAT弾の開発が遅れたため引き続き大量に使用され、キューポラや操縦手用のペリスコープ、砲身、起動輪、車外に身を露出した乗員などを狙撃して戦闘力を減じる用途に使われた。この銃を鹵獲したドイツ軍は、14.5mmPz.B783(r)の分類コード名を与え使用した。また、第二次大戦後も朝鮮戦争などで陣地攻撃等に使用されており、自衛隊基地には当時鹵獲されたと思われる同銃が保管・展示されている。

性能

バレルの長さ 1,350mm
使用弾薬 14.5x114mm
作動方式 ボルトアクション式単発
全長 2,020mm
重量 17.3 kgkg
銃口初速 1,012 m/s (3,319.3 ft/s)

さらに詳しく → デグチャレフPTRD1941



ソビエト航空戦―知られざる航空大国の全貌 (光人社NF文庫)ソビエト航空戦―知られざる航空大国の全貌 (光人社NF文庫)
(2003/09)
飯山 幸伸

商品詳細を見る
関連記事

タグ : デグチャレフ PTRD ボルトアクション 対戦車ライフル PTRD1941 PTRD-41 ソ連

この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:   
この記事のトラックバックURL
http://gunjimania.blog108.fc2.com/tb.php/1791-b4b2fc89
 この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

 | Copyright © 軍事マニアクス - Military Maniacs All rights reserved. | 

 / Template by 家族 ペット 自分史 ブログ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。