M203 グレネードランチャー (M203 grenade launcher)

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2010/10/18(月)
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M203 グレネードランチャーは、主にM16ライフルやM4カービンに装着される40mm擲弾発射器である。銃身下にピカティニー・レールなどを介して装着されるほか、単体でも使用可能である。単発、後方装填、旋動安定方式の擲弾発射器で、装填はアルミニウム製の銃身を前方にスライドさせて弾丸を装填する。対応弾種は40×46mm擲弾で、榴弾、発煙弾、照明弾、散弾、催涙弾(CSガス)、演習弾がある。照準は、至近距離ではハンドガード上に装着されたリーフサイトで、400mまでの射撃ではキャリングハンドル横に装着されたクアドラントサイトで行う。

歴史

1967年から1968年にかけて、アメリカ陸軍と契約したAAI社が開発を行った。ベトナム戦争に投入されていた銃型のM79 グレネードランチャーと、当時試験採用されていたコルトの銃身下装着型のXM148 グレネードランチャーの実績を踏まえたものであった。1968年後半に試験型のXM203が完成し、1970年にアメリカ軍によりベトナムでの運用試験が行われた結果、採用となりM79の後継装備品として導入された。生産は当初はAAIが行ったが、1971年以降はコルトがライセンスを取得して製造している。1990年代に数度の改修を受け、M203A1、M203A2へと発展している。

派生

M203

標準型。M16A1、M16A2、M16A3に対応した12インチ銃身である。銃本体に固定され、通常は使用者レベルでは分離しない。M16本体のハンドガードは使えなくなるため、専用のハンドガードがある。

M203A1

主にM4、M4A1用で、銃身長は9インチである。ピカティニー・レールによるQD(Quick Detach / 即時分離)機能を持ち、ナイツアーマメントのM4 R.I.Sと互換性がある。各種の照準具を使用できる。 カナダ軍はC7(M16)にM203A1を装着して運用している。

M203A2

M16A4 MWS(Modular Weapon System)用で、ピカティニー・レールを介して装着される12インチ銃身型である。ナイツアーマメントのM5 R.I.Sと互換性がある。

M203 PI

上記以外の銃に対応したモデルの総称で、ステアーAUG、ヘッケラー&コッホのH&K G3やH&K MP5、AKMやAK-74になどに装着できる。M203のコピーまたは改良品は少なくともトルコ、韓国、ブルガリアなどで製造されているようである。下記のグレネードランチャーはM203の派製品である。

* M203(SA-80) - イギリスのロイヤル・スモール・アームズ・ファクトリー社製、L85に対応。
* T40 - トルコのMKE社製、H&K G3に対応。
* SIG GL5040 - スイスのシグ社製、SIG SG550に対応。
* K201 - 韓国の大宇社製、K2自動小銃に対応。
* M6 - ブルガリアのアーセナル社製、AKに対応。
* AG-40 Md80 - ルーマニアのロルアームズ社製、独自の40×47mm弾を使用する。AKに対応。

性能

口径 40mm
銃身長 305mm
ライフリング 6条右回り
使用弾薬 40×46mm グレネード弾
装弾数 1発
作動方式 シングルアクション
全長 380mm
重量 1.36 kg
発射速度 5-7発/分
銃口初速 76m/秒
有効射程 150m

さらに詳しく → M203 グレネードランチャー
外部リンク → Colt’s M203 Grenade Launcher



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