T-2 バックアイ (North American T-2 Buckeye)

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2010/10/25(月)
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ノースアメリカン T-2はアメリカ合衆国で開発された中間練習機/高等練習機(飛行機)である。愛称はバックアイ(buckeye)。ジェット機の操縦訓練、特に航空母艦の離着艦訓練に使われる艦上練習機で、製造国のアメリカで使用された他、少数機が輸出されている。

概要

T-2は縦列複座の座席配置を持つ直線翼、中翼配置の単発(B型以降は双発)ターボジェット艦上練習機である。アメリカ海軍において、艦上中間練習機としてT2Vの後継機として開発され、1960年代初頭より半世紀に渡って使用された。

開発

最初のモデルであるT2Jはノースアメリカン社において1950年代に設計が開始され、同社のFJ-1フュリーの主翼を流用した単発の機体であった。評価試験機であるYT2J-1は1958年1月31日に初飛行し、1959年より部隊配備が開始された。

T2J-1は艦上練習機としては標準的な性能を示し、運用実績も良好であったが、アメリカ海軍部は単発機ゆえのエンジントラブルに対する安全性について疑問を呈し、練習機としての安全性優先の観点から双発型が開発されることになった。

これを受けて双発機として改設計されたものがT2J-2であり、エンジンをWE J34 ターボジェットエンジン 1基から P&W J60 ターボジェットエンジン 2基に変更している。T2J-2は1962年に初飛行し、T2J-1を代換する形で配備された。1960年代後半にはエンジンをGE J-85 ターボジェットエンジン に換装したT-2Cが開発され、1968年に初飛行している。

1962年9月のアメリカ三軍軍用機命名規則統一により、「T2J-1」はT-2Aに、「T2J-2」はT-2Bに改称された。尚、ノースアメリカン社は後にロックウェル社と合併したため、T-2の最終ロットの機体はロックウェル社(ノースアメリカン・ロックウェル社)で生産されており、「ロックウェル T-2 バックアイ(Rockwell T-2 Buckeye)」の名称で記載されている資料もある。

運用

T-2はアメリカ海軍の主力艦上練習機として長く使用され、T-2Cは陸上運用の高等練習機としてベネズエラとギリシャ向けにそれぞれT-2D/T-2Eの名称でも生産された。T-2は固定武装は備えていないが、T-2C以降の型は主翼下4箇所のパイロンにガンポッドや爆弾等の兵装を装備することが可能で、軽攻撃機(COIN機)としての運用も可能である。アメリカ海軍では1990年代後半より後継のT-45 ゴスホークに交代し、2008年には全機が退役したが、ベネズエラ及びギリシャでは引き続き運用中である。

諸元

※数値はT-2Cのもの

* 乗員:2
* 全長:11 m
* 全幅:10.3 m
* 全高:4.5 m
* 空虚重量:3,652 kg
* エンジン:ゼネラル・エレクトリック J85-GE-4 ターボジェットエンジン 2基
* 推力:13 kN
* 最大速度:834 km/h
* 航続距離:1,456 km
* 到達高度:13,500 m
* 兵装:固定武装なし
    o 外部兵装:機関砲ポッド・爆弾等最大1,600kg

さらに詳しく → T-2



1/72 T-2C/E バックアイ1/72 T-2C/E バックアイ
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タグ : T-2 バックアイ Buckeye ノースアメリカン 練習機

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