ジャンヌ・ダルク (Jeanne d'Arc R97)

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2010/09/01(水)
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ジャンヌ・ダルク (Porte-hélicoptères Jeanne d'Arc, R97) は、フランス海軍ヘリ空母。起工・進水時の艦名は、ラ・レゾリューであったが、竣工時には退役するジャンヌ・ダルク (軽巡洋艦)からその名を引き継いだ。ジャンヌ・ダルクはフランスの英雄の名前。

概要

平時は1957年度計画において、士官候補生193名を外洋航海において教育する練習艦任務に就き、有事には艦の後部がヘリ甲板を使用したヘリコプターによる対潜哨戒任務、また内部の格納庫と居住施設を利用した強襲揚陸戦や兵員輸送任務に就くヘリコプター巡洋艦として設計された。

艦形

本艦の船体形状は防空巡洋艦「コルベール」をタイプシップに採り、高速力の替わりに安定型の余裕のある船体形状としたて士官候補生の居住能力とヘリコプターの運用能力に重点を置いた。中央部の艦上構造物には指揮・管制・情報施設を収めており、中央部に主マストと基部に発着艦管制所を持つ1本煙突を集中させている。

両舷側に候補生用の居住施設を持つ格納庫の内部にはヘリコプター格納庫、搭載機器、兵器の修理・点検のための工場を配置しており、整備なった艦載機は艦尾の昇降機(エレベーター)により甲板上に上げられる。搭載機はピューマやガゼルなど4~6機であるが、有事には格納庫内部の候補生施設を撤去して最大8機を搭載可能。1974年からエグゾセミサイルの箱型の単装発射機を前部甲板上に並列に片舷3基ずつ計6基を搭載した。

公式にはヘリ空母であるが、全通甲板は備えておらず搭載機も多くないことから、ヘリ巡洋艦に分類されることも多い。戦時には、リンクスを搭載して対潜水艦戦に、あるいはフランス陸軍のヘリコプターと兵員を搭載してヘリコプターによる揚陸作戦に従事する。新造時は艦首と艦尾に2基ずつの「Model 1953 10cm(55口径)単装両用砲」を装備していたが、2000年の改装により艦尾側の2基は撤去されている。2010年に退役した。

性能諸元

排水量 基準排水量:10,575t
     満載排水量:13,270t
全長 181.38m
    172.0m(水線部)
全幅 24.0m
    22.0m(水線部)
吃水 7.3m
全高 52.0m
機関 2軸推進
    La Valle式重油専焼水管缶 4基
    ラトー・ブルターニュ式ギャード・タービン 2基
最大出力 40,000hp(29,420kw)
最大速力 27.0ノット
航続距離 15ノット/7,500海里(14,000 km)
行動日数 90日
乗員 503人、士官候補生158人
兵装 10cm(55口径)単装両用砲(2000年:2門) 4門
    エグゾセ SSM単装発射機(1974年) 6基
飛行・甲板 縦:62.0m×横:21.0m、エレベーター1基
搭載機 各種ヘリコプター 4~8機
レーダー DRBV-22D対空レーダー 1基
       DRBV-51対水上レーダー 1基
       DRBN-34航法レーダー 2基
       DRBC-32A火器管制レーダー 3基
ソナー DUBV-24 1基
その他 SLQ-25 Nixie

さらに詳しく → ジャンヌ・ダルク



同一縮尺「世界の空母」パーフェクトガイド The Aircraft Carriers of World War II & Postwar Period同一縮尺「世界の空母」パーフェクトガイド The Aircraft Carriers of World War II & Postwar Period
(2009/06/26)
太平洋戦争研究会

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タグ : フランス海軍 ジャンヌ・ダルク ヘリ空母

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