弾薬・実包画像と実包の説明

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2009/12/15(火)
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実包(じっぽう)、弾薬筒(だんやくとう)、カートリッジ(Cartridge)とは、拳銃、小銃、機関銃、散弾銃などの火器に用いられ、弾丸に爆薬を内蔵していない火工品である。弾薬の一種であることから、弾薬と呼ばれる場合もある。散弾銃用の実包は、装弾(そうだん)とも呼ばれる。より大型の火砲で使用されるもの、あるいは弾丸に爆薬を内蔵したものは砲弾と呼ばれる。実包と砲弾のサイズによる分類は組織により異なる場合も多いが、おおむね口径13mm~20mm程度が境界線となっている。

猟銃用の実包は、かつては消費者自身が製作するもの(リロード弾)がほとんどであったが、現在では工場で生産されたものを購入して使用されることが多くなった。このような既成の実包はファクトリーロードとも呼ばれる。ファクトリーロードは良くも悪くも工業製品のため、銃の性質や威力を加味した実包を作るにはリロードが欠かせない物と言われる。

構造と構成

基本的には弾丸(弾頭部)、薬莢(やっきょう)、発射薬、銃用雷管から構成されるが、例外もある(例:リムファイアの実包は独立した雷管が存在しない。ピンファイアの実包には撃発用のピンが組み込まれている)。一般語としての「弾丸」は、弾丸自体を指すこともあれば、薬莢に収まった、発射可能なものを指すこともある。実包とは後者を指す言葉である。

1.弾丸(ブレット)
射出され、人員の殺傷、器物の破壊などの目的を果たす部分。一般に、先端が尖った形状のものほど大きな貫通力を有する。ただし貫通するということは、その運動エネルギーの総てを対象の破壊に使用できていないということを意味するため必ずしも良いこととは限らない。そのため拳銃弾などは先端が丸いものが使用される。また、弾頭がくぼんだものや、空洞を含むものは対象に命中後、体内などで変形し、より大きな損傷を与える。またターゲットに命中後に弾頭を横転させより多くのエネルギーを使用させる弾丸もある。

2.薬莢(ケース)
実包の外見の大部分を占める。自動ないし半自動の火器においては、発射後の空薬莢が自動的に排出される。発射直後は大変熱くなっているので、素手で触れると火傷を負う危険性がある。発射後に新たな弾丸・発射薬・銃用雷管(プライマー)を詰めて、自分で実包を作ること(リロード)もできる。材質は真鍮や鉄、アルミなど。

3.発射薬(パウダー)
燃焼する部分。現代では無煙火薬が使用される。発射薬の量はさまざまで、その量などにより強装弾、弱装弾などがある。右図ではぎっしり詰まっているように見えるが、ボトルネックでない拳銃用実包でここまで詰まっている種類は希である。

4.抽筒板(リム)
実包底部に設けられる突起。自動小銃などボルトを利用し薬室内に実包装填時や弾丸射出後の空薬莢を排出するために使用される。その他リムが設けられていない、リムレス弾なども存在する。

5.雷管(プライマー)
発火する部分。銃器の撃針(ファイアリング・ピン)がここを叩くことで発火し、発射薬が燃焼を開始する。銃弾の不発は、ここに問題があることが多い。雷管自体が不良か、あるいは撃針の撃発力が不足しているなどの原因が考えられる。


実包の構造
1. 弾丸、弾頭部 2. 薬莢 3. 発射薬 4. 抽筒板 5. 雷管

実包の構造

さらに詳しく → 弾薬  弾丸  実包



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防衛技術ジャーナル編集部

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