DShK38重機関銃 (DShK 1938、ДШК)

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2010/08/12(木)
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DShK38重機関銃(ロシア語: ДШК:Дегтярёва-Шпагина Крупнокалиберный、デグチャレフ=シュパーギン大口径)はソ連製の対空用重機関銃である。しばしば歩兵隊でも使用される。この重機関銃はヴァシリ・デグチャレフが基礎設計を行い、ゲオルギ・シュパーギンが装弾機構を改良した。愛称は Dushka(デュシーカ、デシーカ)で、ベトナムでこれと遭遇したアメリカ軍はDush-K(ダッシュK)などと呼んだ。

開発

ソビエト連邦軍は 1929年に対空用大口径重機関銃の開発を開始した。初期開発はデグチャレフが担当し、1930年に完成したこの重機関銃はDKと呼称されていた。しかし、DK重機関銃は給弾機構が30連発ドラムマガジンであるが故にすぐに弾切れを起こしたため、1933年から1935年にかけて少数が製造されるに留まった。シュパーギンはDK重機関銃の給弾機構をベルト式に変更した改良型を設計し、1939年にDShK1938として採用された。この重機関銃は第二次世界大戦以降、ソビエト連邦軍の標準重機関銃として使用されている。一般的なソ連・ロシアのベルト給弾式機関銃は銃の右側から給弾されるように設計されていることが多いが、DShKは西側の機関銃と同様に左側から給弾されるように設計されている。

運用

DShK1938は、いろいろな目的で運用された。三脚などに搭載したりGAZ-AAトラックに3挺搭載しての対空任務や、IS-2重戦車やSU-152自走砲、T-40水陸両用軽戦車などに搭載されての歩兵支援などに使用された。DShKの三脚はPM1910重機関銃の銃架と同様に牽引用の二輪と防盾が付いており、低姿勢状態と高姿勢状態の二形態を使い分けることが可能であった。

1946年には給弾機構に改良を加えたDShK1938/46(DShKM)が開発され、T-54、T-55、T-62の砲塔上などに搭載された。その後、ソビエト連邦軍ではDShKは新型でより軽量なNSV重機関銃に更新されて退役したが、DShKは中国(54式重機槍)、ルーマニア、パキスタンでライセンス生産されているほか、多くが東側諸国や共産ゲリラ組織への軍事援助に供与された。また、多くのDShKがアフリカや中東などの地域紛争において、ピックアップトラックなどの荷台に搭載して使用されることも多い。

性能

口径 12.7 mm
銃身長 1070 mm
使用弾薬 12.7 x 108mm
装弾数 ベルト給弾式50発
作動方式 ガス圧式
全長 1625 mm
重量 銃本体:34kg
車輪台車付き:157kg
発射速度 600発/分
銃口初速 850 m/s

さらに詳しく → DShK38重機関銃



図解 ヘビーアームズ (F-Files No.017)図解 ヘビーアームズ (F-Files No.017)
(2008/08/28)
大波 篤司

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タグ : DShK38重機関銃 ヘビーマシンガン 対空用重機関銃 重機関銃 ソ連

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