ホーカー ニムロッド (Hawker Nimrod)

航空兵器・陸上兵器・海上兵器・銃器・戦争・紛争・歴史・革命・テロ・事件・軍事動画・ニュース(報道)・社会情勢・政治運動・評論・講演など、軍事関連の情報を公開しています。宗教・思想・経済・政治的なものも少しアリ

広告
2010/07/11(日)
*



ホーカー ニムロッド(英語:Hawker Nimrod)は、戦間期にイギリスのホーカー社で開発された単座艦上戦闘機。ホーカー フューリーの派生型ではない。

概要

開発

フェアリー フライキャッチャーの後継艦上戦闘機を求める仕様N.21/26が1926年に発行されると、ホーカー社は自社開発した空冷星型ブリストル マーキュリーエンジン装備の単座艦上戦闘機原型機フープ(Hoopoe)のエンジンをロールス・ロイスの新型水冷エンジン(後のケストレル)に置き換えることを考えた。

1930 年、仕様N.21/26の改定仕様N.16/30が発行されたとき、ホーカー社はフープにロールス・ロイス F.XIエンジンを装備した社内名称ノーン(Norm)という機体を開発済みだった。ノーンは航空省に購入されニムロッドと改名された。排気管延長、上翼と後部胴体内部への浮き袋装備、ケストレルIIMSエンジンへの換装などの改設計が行われた。

1932 年6月にHMS イーグルで行われた空母適合試験に合格し、続いて行われたN.16/30で求められたフロート装備による水上試験にも合格し、量産発注がなされニムロッド Mk. Iとして採用された。採用後も係留フックの追加、カタパルトフックの追加、ヘッドレストとフェアリングの追加などの小改造が実施された。1933 年、仕様N.11/33が発行され機体構造の強化、主翼への後退角追加などが施されたニムロッド Mk. IIが開発され、1935年から配備された。後にMk. Iも含めてケストレルVエンジンへの換装、垂直安定板の面積拡大などが施された。

運用

1932 年6月、HMS グローリアスの第408飛行隊とHMS イーグルの第402飛行隊がフェアリー フライキャッチャーからニムロッド Mk. Iに機種改変した。1933年の艦隊航空隊(FAA:Fleet Air Arm)の改編成により、ニムロッド Mk. IはHMS カレイジャスの第800中隊、HMS フューリアスの第801中隊、HMS グローリアスの第802中隊に配備された。

ニムロッド Mk. I/IIは1939年5月にグロスター シーグラディエータによって置き換えられるまで運用された。最後の運用飛行隊は第 802中隊であった。

派生型

* ノーン (Norm):自社開発原型機で、1機が製造された。ロールス・ロイス製F.XIエンジンを装備した。
* ニムロッド (Nimrod):単座艦上戦闘機型原型機で2機(S1577、S1578)が製造された。630馬力のロールス・ロイス製ケストレル IIMS V型12気筒エンジンを装備した。
* ニムロッド Mk. I (Nimrod Mk.I):単座艦上戦闘機型で54機が製造された。車輪とフロートを交換装備可能。ケストレル IIMSエンジンを装備した。
* ニムロッド Mk. II (Nimrod Mk.II):単座艦上戦闘機型で27機が製造された。ケストレル IIMSエンジンまたは640 馬力のケストレルVエンジンを装備した。

スペック(Mk. I)

* 全長:8.09 m
* 全幅:10.23m
* 全高:3.00 m
* 全備重量:1,841 kg
* エンジン:ロールス・ロイス ケストレル IIMS 水冷V形12気筒 630馬力 × 1
* 最大速度:311 km/h
* 実用上限高度:8,535 m
* 航続距離:300 km
* 武装
    o 7.7 mm ビッカースMk.II/Mk.IIID機関銃 × 2
    o 9kg爆弾 × 4
* 乗員 1名

さらに詳しく → ホーカー ニムロッド



第二次大戦世界の戦闘機―1939―1945 (イカロスMOOK)第二次大戦世界の戦闘機―1939―1945 (イカロスMOOK)
(2003/07)
松崎 豊一

商品詳細を見る
関連記事

タグ : 戦闘機 単座艦上戦闘機 ホーカーニムロッド イギリス

この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:   
この記事のトラックバックURL
http://gunjimania.blog108.fc2.com/tb.php/1502-4199a514
 この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

 | Copyright © 軍事マニアクス - Military Maniacs All rights reserved. | 

 / Template by 家族 ペット 自分史 ブログ