E-8 ジョイントスターズ (E-8 Joint Surveillance Target Attack Radar System、E-8 Joint STARS)

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2010/07/02(金)
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E-8 J-STARS(Joint Surveillance and Target Attack Radar System ジョイントスターズ)は、アメリカ空軍が保有する軍用機の一種。レーダーで敵地上部隊を探知、識別し、味方地上部隊を指揮・管制する。対地版早期警戒管制機AWACS機)とも呼べる機体である。J-STARSのSTARSは直訳すると「監視および目標攻撃レーダーシステム」となる。本機は空から地上を監視・管制するという性格の機体であるため、空軍と陸軍の共同で計画された。J-STARSのJ (Joint)は、この共同計画を意味している。

概要

E-8 J-STARSは、中古のボーイング707-320を買い上げたうえで、ノースロップ・グラマンが任務に必要な装備を追加するという方式で製造された。胴体の下に対地監視用の側方監視レーダー・AN/APY-3を装備しており、これを使用することにより、地上にいる車輌の動きがリアルタイムで、機上のコンソール画面に表示される。このAN/APY-3は、地上の精密な観測を目的とした合成開口レーダーモードと、移動目標の追尾を優先させたドップラー・レーダーモードを使い分けることができる。後者は高速な走査ができる反面精密な監視を苦手とするが、それでも装輪車と装軌車を区別することが可能であるといわれる。 昔はレーダーの性能がよくなかったため、地上にいる車輌のような小型目標を捕捉・追尾するのは難しかったが、精度の高いビームを発振できるレーダーが実現可能になり、さらに、得られた情報を処理する高性能コンピュータが実現したため、こうした機体が実戦投入できるようになった。

E-3やE-767が航空機の動きを探知するのに対し、E-8は地上の車輌に目を配る。また、車輌の移動パターンを基にして、相手が何者なのかを推測することができる。当然、敵にとっては重要目標になるため、この機体は厳重な護衛を必要とする。ただ、E-8が収集したデータは無線を通じて口頭で伝えられるため、聞き間違いをする可能性があり、また、地上の各戦闘員は頭の中で状況を組み立てなくてはいけない。この「人間の介在」が問題点である。

各型

* E-8A

試作型のE-8Aは1988年12月22日に初飛行し、2機が試験を繰り返していたが、湾岸戦争直前の1991年1 月12日にサウジアラビアへ派兵され、停戦までの間イラクでの監視飛行を続けた。試作機でありながら高い実戦評価を得た本機は、その後量産型E-8Cへと発展した。E- 8Aは2機とも改修されてE-8Cとなった。

* E-8B

中古機の改造であった試作型E-8Aに対し、機体ごと新造する量産計画に与えられた呼称。中止。

* E-8C

量産型。E-8Aと同様に中古のボーイング707を改造して製造されている。

後継機

ボーイング767-400ERを母体としたE-10の開発が進められていたが、結局実証試験のみで開発は中止され、試験結果を元に既存機の改修を行うこととなった。

さらに詳しく → E-8 J-STARS



知られざるインテリジェンスの世界知られざるインテリジェンスの世界
(2008/11/18)
吉田 一彦

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タグ : E-8 J-STARS アメリカ空軍 軍用機 早期警戒管制機 AWACS

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