MG08 重機関銃 (Maschinengewehr 08、MG 08)

航空兵器・陸上兵器・海上兵器・銃器・戦争・紛争・歴史・革命・テロ・事件・軍事動画・ニュース(報道)・社会情勢・政治運動・評論・講演など、軍事関連の情報を公開しています。宗教・思想・経済・政治的なものも少しアリ

広告
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010/06/20(日)
*





MG08 (Maschinengewehr 08) は、ハイラム・マキシムが1884年に設計したマキシム機関を基に設計された、第一次世界大戦時のドイツ軍の標準的機関である。

概要

MG08 は1908年にドイツ帝国軍に制式採用された。この機関は当時のマキシム式機関の例に漏れず、身の周囲に1ガロンの冷却水を入れる冷却水入れを有し、250連発の布製ベルトにつなげた弾丸を400発/分の連射速度で連射する性能を有していた。DWM(ドイツ武器弾薬製造会社)のほかにもベルリン市シュパンダウ区のシュパンダウ造兵廠でも製造されたため、シュパンダウ機関とも呼ばれる。

派生型

この機関銃は、第一次大戦中に様々な派生型が登場したことでも知られている。

MG08/15

MG08 の軽量化型である MG08/15(1915年に製造開始か?)は三脚の替わりに二脚を装備し、銃床とピストルグリップを装着しており、18kgにまで軽量化して戦場での機動性を向上させた。守勢に回る任務でも使用可能で、一部は航空機搭載機銃として使用された。

lMG08/15

戦闘機のプロペラ同調式機銃として開発された派生型で、航空機の固定機関銃用に1915年秋に開発。二脚や銃床、ピストルグリップ、冷却用のウォータージャケットを排除している。バレルジャケットに冷却用空気を通すための多数の穴が開いており、プロペラから受ける風によって冷却する。フォッカー E.III やフォッカー Dr.I などのドイツ製戦闘機に装備された。なお、最初の1文字目は“小文字のL”であって“大文字のI”では ないことに注意。

LMG08/15

レシーバー(本体)を軽量化したlMG08/15の改良型。フォッカー D.VII などが搭載。

MG08/18

MG08/15を空冷化して、さらに軽量化(約15kg)を進めて戦場での機動力を高めたタイプ。1918年の“Kaiserschlacht”(ルーデンドルフ攻勢)において、MP18などと共に浸透戦術を取る突撃部隊(独語:Stoßtrupp、英語:Stormtrooper)が使用したと思われる。

運用

第一次世界大戦においては地上部隊の主力機関銃であると共に戦闘機用の機関銃としても幅広く使われていた。第二次世界大戦が勃発したころにはドイツ軍の主力機関銃の地位は MG34汎用機関銃に取って代わられていたが、MG34 の生産と供給が需要に追いつかなかったために一時的に二線級部隊に配備されたものの、より生産性を向上させた MG42 の登場と量産化により1942年には陸軍からはいったん退役した。しかし、その後も武装親衛隊の一部では使用が続いており、また大戦末期には陸軍も再び倉庫から引っ張り出し、一部の国民擲弾兵師団に配備して使用することになる。

性能

口径 7.92mm
銃身長 721mm
使用弾薬 7.92mm×57(8mm Mauser)
装弾数 250発(布ベルト)
作動方式 ショートリコイル
全長 1,190mm
重量 62kg(全備重量)
発射速度 300~450発/分
銃口初速 900m/秒

さらに詳しく → MG08重機関銃



〔戦略・戦術・兵器詳解〕図説 第一次世界大戦 <上>〔戦略・戦術・兵器詳解〕図説 第一次世界大戦 <上>
(2008/01)
不明

商品詳細を見る
関連記事

タグ : ヘビーマシンガン MG08 重機関銃 ハイラム・マキシム Maschinengewehr

この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:   
この記事のトラックバックURL
http://gunjimania.blog108.fc2.com/tb.php/1463-5206ee11
 この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

 | Copyright © 軍事マニアクス - Military Maniacs All rights reserved. | 

 / Template by 家族 ペット 自分史 ブログ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。